高津区 コラム
公開日:2026.05.22
不定期連載 市民健康の森だより 第229回 「幼竹メンマ作り」で放置竹林問題解消へ
近年、全国で広がりを見せているのが、放置竹林の問題を「食べる」ことで解決しようという取り組みです。タケノコが1〜2メートルほどに成長した幼竹をメンマに加工し、地域の特産品として活用する動きが各地で生まれています。単に竹を伐採して廃棄するのではなく、食材として循環させることで、竹林整備と地産地消・地域活性化を同時に進められる点が注目されています。全国の幼竹メンマ生産者を支援する「純国産メンマプロジェクト」も活発で、放置竹林問題を"美味しく解決する"新しいモデルとして広がりつつあります。
こうした流れを受け、私たち竹部会でも幼竹メンマ作りに挑戦しました。まずは4月30日、ふれあいの森で幼竹の採集からスタート。掘り残したタケノコが竹へと変わる直前の、まさに一瞬のタイミングです。10数本の幼竹を選び、リヤカーに載せて春日台まで運びました。
作業の第一工程は、メンマに使える部分の切り出しです。幼竹の上部と根元を切り落とし、中心部分を縦に割って皮をむき、鍋に入る大きさに整えます。内部はまだ柔らかく、タケノコの名残を感じさせる状態で、作業にも自然と力が入ります。
続いて、大鍋に水を張り、炭焼き窯で薪を焚いてじっくり茹で上げます。火加減を見ながらの作業は時間がかかりますが、竹林整備の成果が食材へと変わっていく過程はとても興味深いものです。今回は茹で上がるまで2時間ほど掛かりました。
新しい食の魅力を生み出す取り組み
茹で上がった幼竹は樽に詰め、重量の3割の塩で塩漬けにします。塩で雑菌の繁殖を抑えながら発酵させてメンマ独特の風味を出せるようです。今回は約8キロの幼竹を仕込みました。1か月ほどで食べられる見込みで、どんな風味に仕上がるのか今から楽しみです。
地域の竹林を整備した上に、新しい食の魅力を生み出す幼竹メンマ作り。今後も継続して取り組んでいけたらいいなと考えています。
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