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海老名・座間・綾瀬 文化

公開日:2025.05.16

座間市
葵陽、風つかむ
重さ約1トンの大凧

  • 風を受け浮き始めた大凧 引き綱の端はショベルカーに取り付けられた

 座間市の相模川グラウンドで5月4日と5日に大凧まつりが開催された。4日は大凧が北風で揚げられず、4間凧を掲揚。翌5日はこいのぼりも真横になる絶好の南風になった。

 会場では友好交流都市の福島県須賀川市や秋田県大仙市の特産品ブースなどが賑わい、芹澤はやし連や相武台囃子連の演奏が盛り上げた。

 座間市の中学生約50人が2チームに分かれて3間凧(5m46cm四方)を掲揚。『希翔』の字を描いた凧が肩を揺らして揚がると拍手に包まれた。

 午後には『葵陽』(あおひ)と描かれた13m四方の大凧(7間凧)が登場。風の強さなどを見ながら上部を手で持ち上げ、100人ほどの引き手たちが駆け出すと約1トンの凧がふわりと上昇。「がんばれ」と声援も受け高さは約60mに、最長で2分間揚がった。

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