4月1日付で(社)厚木医師会の会長に就任する 笹生 正人さん 笹生循環器クリニック院長 57歳
地域を愛する温厚ドクター
○…厚木市・愛川町・清川村の医療にかかわる医師らおよそ240人で組織する(社)厚木医師会の会長に4月1日付で就任する。これまで同会の理事を6年、副会長を2年務めてきた。新会長として3つの柱を定め、救急医療体制の拡充、在宅医療の充実、病院と診療所の連携強化の目標を掲げる。「100余年にわたる医師会の伝統、会長としての重責で身の引き締まる思い。健康で安心して暮らせて、医療面で充実しているまちにしていけたら」と、語気を強めて話し始めた。
○…1954年、厚木市生まれ。小学生のころから何事にも興味を持ち、友達と自転車に乗って市外まで探検に出かけたり、川で釣りをして遊んだり、日が暮れるまで家に帰ってこない「やんちゃな子」だった。医者を志したきっかけは、市内で開業医をしていた祖父の影響が大きい。ケガした人がリヤカーに乗せられて運ばれてくる様子を見て、「自分も人を助けてあげたいと思うようになった」。
○…大学を卒業後、40歳までは都内の病院を中心に心臓外科医として勤務した。その後、愛着のある厚木でクリニックを開業。現在でも、休診日を除く毎日、患者の診療を続け、第一線で地域医療に携わる。厚木の魅力は、山や川、自然が豊富なところ。そして何といっても人情味があるところだという。「もともと地域医療をやりたかった。街中で患者さんが挨拶してくれると嬉しいよね」と、目を細める。
○…都内の自宅に妻と娘を残し、一カ月のほとんどを厚木で過ごす。「月に何回か帰る程度だから、単身赴任といえばそうなのかな」と笑う。休日の息抜きはビデオ鑑賞。洋画のコメディーやラブロマンスをこよなく愛す。趣味は妻や娘と出かける旅行やゴルフ、ドライブ。「将来、息子夫婦に手伝ってもらい、仕事から半分退いたときは、世界中を旅行してみたい。医者としてボランティア活動もしてみたいな」と夢を話した。
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4月19日