4月23日「輝き厚木塾」のオープニングイベントで特別講演を行う 仁志田 博司さん 厚木市毛利台在住 68歳
「子どもに温かい心」を信条に
○…市民が講師となり自ら企画・運営を行う「輝き厚木塾」。5月の開校を前に4月23日(土)、あつぎパートナーセンターで開かれるオープニングイベントで特別講演を行う。未熟児・新生児医療の第一人者で、国内の大学や病院で教授、所長を歴任。現在は、東京女子医大名誉教授。慈誠会病院名誉院長。また、ライフワークでもある「子どもにあたたかい心を育む運動」として講演などの活動も精力的に行っている。
○…1942年福島県伊達郡保原町(現伊達市)生まれ。「両親が医者で小さい時から仕事を見ていたので、医者以外の職業は考えていませんでした。子どものイメージは医者は小児科医だったので」と今の道へ。慶応義塾大学医学部を卒業し、アメリカで研修を受け、日本人では初めてとなる周産期新生児専門医の資格を取得した。帰国後、神奈川県新生児救急医療システムの確立や東京女子医大学の母子総合医療センターの設立などに関わり、日本の新生児医療を牽引してきた。
○…黒目がちな優しい瞳が印象的で、職業柄かどこか赤ちゃんのようなやさしい雰囲気がある。自身が死ぬまで続けると決めているのが『子どもにあたたかい心を育む運動』。「子どもは、小さい時にどのように育まれるかが一生の心の基礎を形作る。温かい心を育んだ子どもは幸せになる」。そんな想いを訴え続けている。2006年には、運動を広げようとローマから奈良にかけてシルクロードを旅しながら、立ち寄った大学や都市で講演会や子どもの診療をするPR活動も行った。
○…現在は妻と2人暮らし。趣味は走ること。北海道のサロマ湖で行われる100Kmウルトラマラソンに参加したことがきっかけではまってしまったのだとか。忙しくても最低週3日は走っているという。子どもは4人。「自慢だけど、子どもたちは立派な職業には就いていないかもしれないけど、温かい心を持った良い人間」とやさしく微笑んだ。
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