厚木市立三田小学校(新井啓司校長・児童数822人)で、地域住民の協力のもと、ピクチャーレールの設置作業が進んでいる。
この活動は、保護者だけでなく地域が一丸となって児童の成長を支えていくことを目的とし、参加するボランティアは三田小にちなみ「サンダーバード」と名付けた。
ピクチャーレールとは、絵画などの作品を吊るして展示するカーテンレールのようなもの。市内小学校でも珍しいこの設備は、児童の作品の魅力をより引き出す展示に活用される。
当日は、大人13人と6年生2人が参加。保護者や教員に、普段は建築などの職人として働く”現場のプロ”が加わり、電動ドリルで木面やコンクリートに穴を開け、設置を行った。
2月23日は、予定していた29学級のうち27学級分の設置を完了。全長約4メートルのピクチャーレールを各教室前の廊下に教室側2本と窓側1本、2階と3階の渡り廊下に各2本の合計85本が取り付けられた。
新井校長は、「地域の人たちの子どもたちを育てる熱い思いが感じられ、とてもありがたかった」と感謝の気持ちを述べた。
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