ゆるキャラの日本一を決める決選投票が11月1日から3日まで愛知県常滑(とこなめ)市の中部国際空港セントレア屋外特設会場で行われ、3日間で7万621人(主催者発表)を動員した。
開催数日前から駅周辺のホテルは満室状態。記者も訪れた2日当日の午前1時にようやくキャンセル待ちの予約が取れたほどだった。ホテルのスタッフも「予約でいっぱい」と困ぱいした様子で話した。
5回目を迎えた今年は、7月1日からエントリーを受け付け、9月2日からのインターネット投票と、初めて来場者による3日間の投票総数でグランプリが決まる。今年は昨年の1580キャラを上回る1699キャラ(企業部門は531)がエントリー。また、全キャラへの投票数は昨年の1743万票を超える2267万票に上った。
開催2日目は、午後1時半ごろにあゆコロちゃんがPRタイムのステージに登場。すると周りからは「きゃー!あゆコロちゃんだ!かわいい」とあちこちから声が聞かれ、反響の大きさにこちらもびっくり。あゆコロちゃんの”全国区”ぶりを間近に見て、何だか不思議な感覚になった。来場者は皆、興奮気味だった。
全国の子どもと交流
PRタイムが終わった頃、同じステージにいたあゆコロちゃんファンだという横浜市都筑区から来た田中政人さん・愛子さん夫妻と出会った。政人さんはあゆコロちゃんのTシャツを着て応援。「(ネットでは)毎日投票し、今回も2人で4票投票しました」と笑顔で話してくれた。その後は、ゆる党メンバーとともに『ようかい体操第一』を披露し、子どもたちと交流した。海老名市の「えび〜にゃ」と健闘をたたえ合う姿が微笑ましくかわいかった。
そして迎えた最終日は、悪天候と強風の影響で開場が30分遅れ、約800人の行列ができていた。この日は朝一番であゆコロちゃんのPRタイム。市内寿町の村井優子さんは「あゆコロちゃんを追いかけてきました。活躍を楽しみにしています」とわくわくした表情を見せていた。
あゆコロちゃんは、2日目午後1時まで暫定9位につけていた。投票締め切りの3日午後1時までPR活動に奔走。最後は”土下座”して、スタッフとともに「最後の一票」をお願いしていた。そんな姿に、常滑市から来た男性が、鮎菓子をあゆコロちゃんにプレゼントする場面もあった。
グランドフィナーレの後は、いよいよ最終結果の発表。会場の空気は、これまでのお祭りムードとは一転。しんとした空気に包まれ、こちらも緊張した。息をのんで審査結果を待った。
堂々全国第9位
結果は昨年の6位には及ばなかったものの46万9684票で堂々全国9位(県内1位)。あゆコロちゃんのお姉さんの堀口春奈さんがステージで「応援ありがとうございました」と挨拶。あゆコロちゃんが得意のターンを披露すると、会場からは「おおー」と驚きの声が聞かれた。「おめでとう」とかけ声が飛んでいた。
記者は、多くの人のゆるキャラを愛する心、育てていこうという心意気にとても爽やかな気持ちになった。記者証があったが投票したくなりチケットを購入。現地であのキャラに一票を入れたのは内緒―。
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