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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2015.04.17

「エンターテイナーな存在で」
岡田在住 大坪タツヤ選手

  • 試合に向け汗を流す大坪選手

 後楽園ホールで4月24日(金)に行われる「HOPEFUL Fight」。この試合にT&Tボクシングジム(旭町)に所属するフェザー級・大坪タツヤさん(25)が出場する。対戦相手は、片桐秋彦選手(川崎新田)。

 生まれも育ちも厚木の大坪選手。現在は岡田に住む。「厚木から世界を狙う男」としてジムの期待を一身に背負っている有望株だ。

 ボクシングを始めたきっかけは、物心ついたときから格闘技が好きだったから。K1の全盛期。アンディ・フグ選手は鳥肌が立つほど憧れの存在だったという。

 藤塚中3年でジムの門を叩き、18歳でデビュー。デビュー戦は「ボクシングをなめていた」と振り返るように手痛く負けてしまった。「常にスランプとの闘いだった」と大坪選手。なかなか結果がついてこなかった自分に嫌気がさし、周りの期待に応えられなかったことにプレッシャーを感じ、オーバーワークで怪我をしたこともあった。

 3年間の充電期間後、昨年10月に本格的にジムに復帰した。復帰を後押ししたのは、ジムの現会長の言葉。亡くなった戸塚伸二前会長が「金の卵」と評していたことを明かされた。「その期待に応えたかった」

 得意は右クロス。多くの人に試合を見てもらえることが最大のモチベーションだ。「ボクシングはショー。ベルトは欲しいですが、エンターテイナーな存在でありたい。試合は期待してもらって大丈夫。主役は自分。減量など辛いことも今は最高に楽しめている」と目を見てはきはきと話す。

 これまでの戦績は14戦7勝(3KO)6敗1分。

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