南毛利南地区落書き対策検討委員会(渡邉征一会長)は1月23・24日、市内船子の国道246号線の下り車線南側の外壁、約45mに壁画を制作した。
市では現在、公共施設などへの落書き対策として、「落書きをさせないまちづくり」に取り組んでいる。今回壁画制作が行われた同所は、以前から落書き被害が後を絶たず、小田急線の車窓からも目立ち、景観上の問題があったという。そのため市では、これまで施設管理者や地域住民と対策を検討、再発防止策として壁画制作が行われることとなった。
壁画制作には、東名中学校美術部による下絵デザインの制作をはじめ、国土交通省横浜国道事務所や船子自治会など、延べ200人が携わった。
当日は同部部員をはじめ、同校の生徒ボランティアや愛甲小学校区子ども会育成会など多くの子どもが参加。大きなキャンバスを前に目を輝かせた。
壁画に描かれたのは「厚木の四季とおとぎ話の世界」をテーマに、不思議の国のアリスやシンデレラ、大山やアミューあつぎなどの絵。同委員会の渡邉会長は、「東名中の生徒の指導の下、参加した子どもたちは、だんだんと出来上がっていく過程を楽しんでいた。地域全体となって取り組めたのがよかった。これが落書き再発防止になれば」と感想を話した。
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