下津古久の神奈川県総合防災センターで7月13日、第45回消防救助技術関東地区指導会が開催され、厚木市消防本部からは5人一組で競う引揚救助の部に出場。減点なしの84・7秒で全24チーム中上位7チーム入りを果たした。
大会は隊員が日頃鍛えた消防技術の成果を発表するだけでなく、各都市間で防災意識を高めることが目的。引揚救助、障害突破などの陸上の部、溺者搬送や人命救助などの水上の部で実施され、関東地区の1都9県から約500人が参加した。
引揚救助は、7メートルの訓練塔の下にいる要救助者を搬送し、塔上にいる隊員がロープで引き揚げて救出。チームワークが必要なこの競技は、脱出までにかかった時間と安全確実性で評価される。一連の動作の中でも細かい作業が多いため、減点が取られやすい種目の一つといわれている。
この日、引揚救助のトップバッターとして登場した市消防本部。応援に駆け付けた同本部の隊員から「ホームだぞ気合い入れろ!」「いけ厚木!」などと大きな声援が飛んだ。片側の訓練塔には東京消防庁のチームがスタンバイ。号砲とともに両チームの競技が始まった。隣で競技した同庁チームにわずか0・7秒かなわなかったものの、減点のない正確な技術を発揮した。
競技後、チームを率いた原口竜二消防副士長は「これまでやってきたことを出しきった」と話し、岩崎健吾消防士は「今後さらに市民の安全のために努めていきたい」と語った。
上位7チームに入った厚木市は8月24日(水)に愛媛県松山市で開かれる全国大会へ出場する。
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