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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2016.09.16

いきものがかり
『ありがとう』の凱旋ライブ

  • フードブースに長蛇の列【2】2万5千人が大熱狂(エピックレコードジャパン提供)【3】終始笑顔の吉岡さん(同社提供)【4】とん漬に列!【5】「奈良から来ました!」【6】センターステージでも演奏を披露(同社提供)

「いきものがかり」が帰ってくる―。9月10日、11日の2日間『超いきものまつり2016地元でSHOW!!〜厚木でしょー!!!〜』が荻野運動公園で行われた。

 デビュー10周年を記念し、メンバーの地元である海老名と厚木で開催されたこのライブ。8月27・28日の海老名に続き、2日間で5万人を動員した。

 厚木はボーカル吉岡聖恵さんの地元、ギターの水野良樹さん、山下穂尊さんは厚木高校の卒業生。デビュー前に路上ライブを行っていた思い出の地に、全国からファンが詰めかけた。

 荻野運動公園内には”おまつり”ブースが設けられ、やぐらも組まれた。厚木特産コーナーには、とん漬バーガーや、あゆコロちゃんグッズが並び、多くの人が列をなした。

オープニングにはあゆコロちゃん

 1日目、午後4時。2万5千人が待つ前に、小林常良厚木市長があゆコロちゃんと一緒に登場。いきものがかりの公式キャラクターである「イッキーモンキー」のタオルをかぶり、「開幕でショー!」の号令で、いきものまつりは幕を開けた。

厚木トークで会場盛り上げ

 メンバーが登場すると、会場は総立ち。地元への感謝の気持ちを伝えるような『ありがとう』でスタートすると『風が吹いている』『キミがいる』など4曲を一気に熱唱。「よろしくねー!」と吉岡さんが叫び、リーダー水野さんは「皆さん晴れましたー!」と喜び爆発。吉岡さんの実家にサルが出た話や、海老名出身の2人から見た厚木など地元トークに会場は沸いた。

 新旧さまざまな曲が混ざった今回のライブ。新曲『ラストシーン』に、吉岡さんがメンバーに加わる前から歌っていた『地球』。メンバー曰くライブで歌うのは「4、5年ぶり」の『HANABI』と、ファンにはたまらない曲が次々と。『YELL』では「何か地元ならではの演出を」という想いから吉岡さんの出身校・南毛利小の1・6年生が合唱で参加。心温まる空気に包まれた。

 後半には、結成秘話や路上ライブの様子「サンダースネイク厚木」で行った初ワンマンライブのエピソードなどが映像に。当時歌われた『花は桜 君は美し』が思い出たっぷりに披露された。流れは一気にテンポアップ。『気まぐれロマンティック』『じょいふる』と会場のボルテージはMAXに。観客全員がタオルを回し、会場が緑色に染まった。

地元への想い伝えた3時間

 吉岡さんは「本当に、こんなにたくさんの人が集まってくれて信じられないです」と時おり声を詰まらせながらあいさつ。最後まで観客に手を振り、深々と頭を下げる姿が印象に残る中、アンコール含め全20曲・3時間超に渡るまつりが幕を閉じた。2日目には全4公演を締めくくるサプライズとして、最後に『ありがとう』をもう一度披露。3人の気持ちがひしひしと伝わる凱旋ライブだった。

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