厚木市は10月28日、暴言等のパワーハラスメントで部下に精神的苦痛を与えたとして河川みどり部の部長（58）を停職２カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市の発表によれば、同部長は６月から９月ごろにかけ、部下職員への「バカ野郎」「なめてんじゃねぇ」などの暴言や、椅子を蹴る、机を叩くなどの態度が確認された。精神的苦痛により部下の課長、係長が療養休暇に至ったという。
このほか管理職としての職務を怠ったとして同部の次長が２カ月の減給（10分の１）となった。また小林常良市長、２人の副市長も１カ月の減給（10分の１）とする条例案を市議会12月定例会議に上程する。
処分された同部長は翌29日付で総務部付専任参事となり、国交省から出向中の井樋世一郎理事が河川みどり部長を兼任する。
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