2016年交通安全功労者表彰式が11月24日、神奈川県立音楽堂で行われ、個人での交通安全功労者表彰を黒崎正美さん(68)が受賞した。
黒崎さんは、厚木警察署管内の交通指導員として約30年間活動している。それと兼務する形で1997年からは厚木市県委嘱交通指導員も務め、現在はその代表でもある。
「何か地域に貢献できれば」という想いで活動を続けてきた。市内旭町で中華料理店・上海楼を営む傍ら、毎月の交通安全の日や、交通安全週間などを中心に子どもたちを見守り続ける。「昔見守っていた子が今では親になっていてね」などと笑みを見せる。
日々の活動にとどまらず、週末には地域のお祭りや市のイベントでの安全活動など予定はみっちり。「一件でも事故が無くなることを信じて活動するのみです」と前を向く。
一方で、昨今の交通マナーには頭を悩ませている。「子どもは親を見ています。信号無視をしない、横断歩道を渡るなど、まずは大人がマナーを守って欲しいですね」と話した。
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