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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2017.04.14

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「私らしく前向きに」
プロジャズシンガー 森岡マレーネ典子さん

  • ファンからは「癒し系」と言われることが多い森岡マレーネ典子さん(本人提供)

 昨年夏の「あつぎジャズナイト」や、神奈川工科大学厚木市子ども科学館で今年1月に開催されたプラネタリウムとジャズのコラボ企画などにも出演するプロのジャズシンガー、森岡マレーネ典子さん。初の自主企画となる厚木市文化会館でのコンサートを4月22日(土)に控える。

 ▽厚木で演奏活動を始めたのは2012年頃。今回のコンサートを主催する実行委員長、河原清さん((株)ノーマ代表取締役)の紹介で、ワインバー『たなえ』でのライブがきっかけ。そこから市内のバーやスナックで定期的にライブを開催。さまざまな縁が重なって、文化会館でのコンサートにつながったという。

 ▽日本を代表するトップドラマー、大坂昌彦さん(厚木市友好都市・秋田県横手市出身)と結成したユニットで、今回のコンサートに臨む。ジャズのスタンダードナンバーを大坂さんがアレンジし、オリジナリティーあふれる世界観と、斬新な解釈で演奏するところが見どころ。「このユニットでのホールコンサートは今回が初めて。自分たちの音楽性を伝えることができればいいですね」と語る。

 ▽東京都港区在住。短大の英文科を卒業後、国内屈指の大手国際特許事務所に就職。働きながら趣味で通っていたジャズヴォーカルスクールで、音楽プロデューサーの目に留まりホテルのラウンジなどに出演するように。会社員と歌手活動との両立期間を経て、「人生一度きりなので前向きにチャレンジしたい」とプロに転向した。ジャズの魅力は「その瞬間を自分の感性で表現でき、可能性・創造性が無限にあること」という。

 ▽芸名のミドルネーム「マレーネ」は、ドイツ出身の女優、マレーネ・ディートリッヒにちなんで。自分で人生を切り拓いた孤高な人、自立した生き方を尊敬している。「自分の音楽性が伝えられる場所で、個性を大切にしながら息の長い歌手として演奏をしていきたい」と今後の目標を話した。

 開演は19時15分。入場料2500円。問合せは実行委員会((株)ノーマ)【電話】046・297・7166へ。

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