「年に4度、お客さまに四季の便りを配っていてね。ご縁が途切れぬよう、顔と顔のお付き合いを続けていきたいんです」と柔和に笑む神崎進代表取締役(66)。「経営の合理化」が評価されての受賞。半世紀近い職人人生は、その一言では表せない積み重ねの日々だ。
工務店を創業した父は、元力士という異色の経歴の持ち主。グローブのように大きく厚い手で頬を張られてはたまらないと、「逃げ足だけは早かった」と茶目っ気たっぷりに思い出し笑い。その父の仕事場に中学時代から同行した。道具を大切にし、常に整頓された現場を見てきた少年は、大工の仕事とともに、職人としての気構えも同時に覚えた。一時は家具製作に心が傾いたものの、高校卒業時には家を継ごうと腹を決め、18歳で父のもとに入社。ほどなく経営に携わるようになり、30歳を前に2代目を継いで現在に至る。
時代は変わろうとも変えずに守っていること。毎朝職人たちの集まる場に顔を出す。報告・連絡・相談を密にし、正確で迅速な仕事をアドバイス。職人たちには「家づくりで携わったお客さまから、惚れられるようになれ」と教えた。いい家は「楽しく作るもの」。
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