厚木・愛川・清川 スポーツ
公開日:2018.07.20
ラジコン世界大会
石井亮さん(鳶尾在住)が初優勝
「堂々と攻める走りできた」
ラジコン・ドリフトの世界最高峰の大会『2018 D1-10ワールドチャンピオンシップRCドリフト』が6月にオランダで行われ、市内鳶尾在住の石井亮さん(OVERDOSE所属/厚木商業高1年)がRWD(後輪駆動)の部で初優勝した。市内で練習する石井さんに、今大会を振り返ってもらった。
各国のエキスパートが揃う同大会は、ワールドカップよりも大きい大会と言われる。大会は、ラジコンをコースの形状に沿ってドリフト走行させ、走行ラインやドリフト角度などの正確性を競う。今年は29カ国、186人が頂点に挑んだ。
石井さんは、昨年も同大会に出場したが、「日本とは比べものにならならいギャラリーの多さにびっくりして、緊張した」と振り返る。予選を1位で通過したものの、決勝で5位と涙を呑んだ。
しかし、この経験が今回に生きた。歓声の上がり方や、レース展開などを一度経験したことで、「今年は歓声が上がるとモチベーションになった」と話す。準決勝では「乗り越えられない壁だった」という、昨年のチャンピオンに勝利。決勝ではヨーロッパ1位を撃破して、トロフィーを手にした。石井さんは「堂々と攻める自分の走りができた」と喜ぶ。
石井さんは車好きの父・功さんの影響で4歳からラジコンを始めた。5歳で出場したキッズクラスの大会で初優勝。大会で結果を残す一方、功さんからの檄を、うまく走りに生かせず涙することもあった。「何度も辞めたいと思ったけど、負けっぱなしはヤダ。悔しいから意地でもやってやろうって。今は続けてよかったと思う」と苦労の日々を語る。
次の目標は「大会2連覇。チャンピオンとして負けたくない」。若き世界王者から今後も目が離せない。
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