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厚木・愛川・清川 文化

公開日:2018.09.28

アユ特別採捕17日間
試験的に5年かけ調査

  • 友釣り専用区テスト区域では、試験的にルアー釣りも行われるなど、新しい試みがみられる

 神奈川県は、相模川水系でアユの禁漁期間と定められている1月1日から5月31日と10月15日から11月30日の見直しを進めようと、限定して10月15日から31日までを特別採捕として、アユ漁を可能とした。

 アユ漁ができるのは、相模川本流では磯部頭首工堰堤上端の150m上流より上、中津川では才戸頭首工堰堤上端の20m上流より上のエリア。漁法は友釣りか毛鉤。特別採捕には日釣り券(1500円)のほか相模川漁業協同組合への登録が必要で、調査票への記入をする。

 後期の禁漁期間があるのは、関東圏内では神奈川と千葉のみ。産卵を守るために神奈川県内水面漁業調整規則で設定されている。県では相模川漁連の要望を受け、漁業振興の視点から見直しを模索。産卵状況を調査したところ、三川合流点から相模大堰間に集中していたため、今回エリアを限定して、試験的に特別採捕する運びとなった。今後5年ほどかけて影響を調査していく。

 問合せは同漁連【電話】046・210・3033へ(平日のみ)。

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