神奈川県警察慰霊祭柔道剣道大会が10月31日に県警察学校(横浜市)で行われ、厚木署チームが剣道で初優勝を果たした=写真。
警察官拝命後に段位を取得し、3段以下の署員が出場できる同大会。厚木署は7人戦のA組に出場。18の警察署がエントリーしたトーナメントで戸塚署、相模原署、中原署、南署を次々と破り、優勝旗を手にした。チーム最年長で4試合に出場した三家本(みかもと)学さん(37)は「準決勝の中原署との試合が接戦で非常に苦しかった。全体の展開がよくなくて、最後までわからない試合だった」と話す。大会を振り返り「名誉ある大会で優勝できてよかった。個人的にも過去に3回、この大会に出場していて、結果が出なかったので、やっと優勝できた」と喜んだ。
また、今年7月から厚木署に配属となり、「先生」と慕われている松本英紀監督(45)は「若手の警察官向けの大会ということで、試合慣れしている者が少ない中、練習で対外試合を増やしたことが、本番で実力を発揮できた勝因。当日は、相手の試合を見て、選手の対戦順を変えたのも功を奏した」と話した。
これまで以上に活気
今回の大会優勝は、署内にも良い影響を与えているようで、「これまで以上に武道訓練に活気が出ている」と三家本さんは感じている。「これからも若手の警察官には、優勝を目標に練習してほしい。それが市民の安心、安全にもつながっていく」と話す。
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