厚木・愛川・清川 社会
公開日:2019.05.01
地域とかかわる契機に
湘北短期大学 福祉委員会
市内温水にキャンパスを構える湘北短期大学では、年に4回、「クリーンキャンペーン」を実施している。
同大に通う学生の有志およそ50人で組織される福祉委員会が中心となって行うこの取組み。ちょうど1限が始まる前の時間に本厚木駅の北口で同委員会のメンバーが通学途中の学生らにゴミバサミとビニール袋を配布。学生らは大学までの道のりをゴミ拾いをしながら歩いていき、「普段お世話になっている」通学路を20分〜25分ほどかけてきれいに。厚木の町の美化につなげている。同委員会の委員長を務める片田日奈子さん(保育学科2年)は、「こういった機会がないと、学生は地域とかかわることはほとんどないと思う。これを機に少しでも貢献できれば」と話す。
このほか、同委員会は市内の公共施設や小学校に赴き、子どもたちに向けて、防犯紙芝居の読み聞かせや、「タオル人形」の作り方を教えている。「自分たちも学ばせてもらっている」と片田さんが語るように、学生らは子どもたちとの交流を通して接し方を学び、将来に生かしているようだ。
また、毎年10月に行われている湘北祭では、バザーの売上を日本盲導犬協会に寄付。
学生たちも地域と様々な形でつながり、貢献しようと活動にまい進している。
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