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ZOOM UP 家事も育児も仕事もしなやかに  看護職合同就職相談会で職場を決めたふたりの看護師

社会

公開:2019年9月20日

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看護師という資格を活かし「長く働き続けたい、という気持ちにならせてくれた病院に巡り合えた」と笑顔の勝部さんと神村さん。働き方に合った場所は見つかりますと伊藤看護部長(左)
看護師という資格を活かし「長く働き続けたい、という気持ちにならせてくれた病院に巡り合えた」と笑顔の勝部さんと神村さん。働き方に合った場所は見つかりますと伊藤看護部長(左)

 ▽「働き方改革」が進んでいる。女性が最前線で働く看護師の職場は今もっとも働き方改革が進んでいるのではないだろうか。結婚・出産を経て、看護職合同就職相談会への参加がきっかけで東名厚木病院に復職したふたりのママさん看護師、勝部さんと神村さんに話を聞いた。

 ▽勝部さんは未就学児3人の子育て中。6年間のブランクを経て復職した。子育て中は、仕事を探すのも困難。合同就職相談会に気軽に出かけたのが良かったという。復職の条件は【1】土日休み【2】保育室のあるところ【3】夜勤なし。会場でいくつかの病院を紹介してもらい、すぐに話を聞けた。その後病院を見学。「ここなら子育て中でも受けいれてもらえそう」と直感で感じ、復職を決意。曜日によって働ける時間を調整できるパート勤務に就いた。いずれは常勤にとライフステージも描く。

 ▽神村さんも3人の子育て中。自分のキャリアが積めて、なおかつ家庭とのバランスが取れる職場を探していた。そんなときに知った合同就職相談会。まず自分の働ける条件と希望を明確に伝えたのが良かったそうだ。3つの病院を紹介してもらい、2病院を実際に見学。現在「時短常勤」という勤務体系で働いている。週3日休みがあるので、家庭との両立がしやすい。末の子どもはこの秋から院内保育室に預ける予定だという。

 ▽ふたりは口を揃えた。「長く続けていきたい、と思える職場に出会えてよかった」と。子育て中だからと気兼ねや遠慮なく働け、自分たちのライフスタイルを受入れてくれる環境があったことに感謝していると。「今は多くの病院が子育て支援の体制を整えています。子育て世代の人たちにぜひ復職してもらい、看護師の資格と仕事の経験をつないでほしい」と看護部長の伊藤さん。

 ※神村さんと勝部さんも参加して自分に合った職場に出会えた「看護職合同就職相談会」。次回は9月29日(日)の開催。主催は厚木地区看護部長会。会場はアミューあつぎ6階(あつぎ市民交流プラザ)。厚木地区12の病院の現場看護師が相談に応じ、厚木看護専門学校、看護学部を持つ神奈川工科大学、松蔭大学が進学相談に応じる。12時30分〜15時30分。入場無料。子連れ来場可。詳細は同会の三崎さん(【電話】046・284・2121/愛川北部病院)へ。
 

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