戻る

厚木・愛川・清川 社会

公開日:2019.11.22

福祉の現場から
「ありがとう」の言葉が嬉しくて
介護事業所でデイサービスを担当 浅野幸子さん

  • 利用者とは家族のように過ごしている浅野さん(右から3人目)。その左奥となりが施設責任者の金子さん。家のリビングのようなくつろげるスペースで利用者とともに。

 ▽「ここで働けて幸せ」と弾けるような笑顔の浅野幸子さん(61)。通所介護事業所、いわゆるデイサービス施設「コミュニティーハウスあゆらす」(厚木市妻田東)で働いて10年。子育てがひと段落し、仕事に本腰をいれようと勤め先を探していたときに、厚木市が主催する介護事業所の第1回合同就職相談会に参加。「市の主催なら間違いないと思ったんです」と振り返る。会場であゆらすを運営するオーナーの金子さんと出会う。介護資格も仕事経験もなかったが「気負わなくても大丈夫。飛び込んでみて」とアドバイスを受けた。

 ▽オーナーの人柄にほれ込んで就職を決意。週3日の勤務で朝8時15分から夕方5時15分まで。利用者の送迎、食事の介助などを担当。お世話する利用者は一日最大10人。「小規模ならではの家庭的な対応ができるのがいいところ」という。「仕事をしている自分を認めてもらえる、自分の居場所が見つかった感覚、なにより利用者の方に感謝されるのが、この仕事の喜びです」と浅野さん。

 ※次回の合同就職相談会は11月30日(土)。主催は、厚木市介護・障がい児者福祉指定事業所説明会実行委員会と厚木市。会場には市内23の介護・福祉施設がブースを開設。会場は市保健福祉センター6階ホール。時間は午後3時から午後7時(入場は午後6時半まで)。入場無料。子ども連れ入場OK。詳細は「厚木市 まるごと福祉」で検索を。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの新着記事

厚木・愛川・清川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS