厚木・愛川・清川 社会
公開日:2020.04.24
除菌水の違いに注意を
手荒れを起こすものも
コロナウイルス感染拡大防止に伴い、各地で無償の除菌水配布が実施されているが、用途、取扱いには注意が必要だ。
現在配布されている除菌水のほとんどは「次亜塩素酸水」。手指の消毒に使用できるほか、ペーパータオルなどに含ませ、ドアノブやテーブル、手すりなど人がよく触れるところの除菌にも適しており、「口や目に入っても危険が無く、安全性が高い」(厚木市)とされている。
一方、一部で出回ったものに「次亜塩素酸ナトリウム」がある。こちらは漂白剤やカビ取り剤の主成分になっているもので、ドアノブやテーブル等の除菌には使えるが、希釈しても手指に直接触れると手荒れを起こす危険がある。また、両者を混合させることも非常に危険なので、容器の取り扱いにも注意を。
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