愛川町消防本部(岩本誠消防長)が6月下旬から、感染症予防として救急車に「オゾン発生装置」を設置した。
現在、同本部では愛川町消防署本署に2台、半原分署に1台の救急車がある。新たに設置された装置は、日本の企業が開発した「車輌除染システムBT-03」。ウイルス性感染症の除染・殺菌分解に適応しており、救急車のエンジンをかけると常に稼働し続け、新型コロナウイルス感染症のほか、インフルエンザウイルス、MERS、SARS、などの感染症予防にも効果が期待できるという。設置費用は3台で約83万円。
同本部では「新たなオゾン発生装置が導入されたことにより、車内の感染症対策につながります。町民の皆様に救急車を安心して利用していただけたら」と話す。
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