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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2020.07.24

3D技術でマスクを寄贈
スカイジョブの高梨智樹さん

  • マスクを手渡す高梨さん(左)

  • 3Dプリンターで作られたマスク

 合同会社スカイジョブの高梨智樹さん(21・戸室)が7月17日、小学校時代の恩師が校長を務める厚木市立緑ケ丘小学校に3Dプリンターで作製したマスク30個とマスク用耳ガード20本を寄付した。

 高梨さんは、国際大会でも活躍するドローンパイロットで、3年前に父親と合同会社スカイジョブを設立。空撮映像の撮影や建築物・橋脚などの点検業務を行っている。

 操縦技術をいかして今年3月まで厚木市の市民リポーターを務め、市からの依頼でイベントの空撮なども行ってきた。

 今回寄贈したマスクは、ドローンの部品を作るための3Dプリンターで作製。シリコンのような弾力がある熱可塑性ポリウレタン(TPU)を使用している。

 インターネットで作り方を調べ、日本人の顔にあわせて改良しているという。耐水性があるため洗浄することができ、口の部分に使う不織布を取り換えれば繰り返し使うことができる。

 寄付について高梨さんは「新型コロナウイルスによる緊急事態宣言などいてもたってもいられず、自分でできることをしようと思いマスクを作りました。お世話になった先生に受け取ってもらえて嬉しい」と話す。高梨さんの恩師である同校の冨岡薫校長は「教え子が立派になった姿を見られたことが何よりも嬉しい。マスクは、職員活動などで使わせていただきたい」と話した。

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