厚木市では、災害時の避難所でソーシャルディスタンスや避難者のプライベートスペースを確保するための室内用テント1000張と、換気に使用する大型扇風機200台を新たに購入する。既存の保有分と合わせてテントは3300張、扇風機は240台になる。
市では万が一の災害発生に備え、神奈川県の示す「避難所マニュアル策定指針」を参考に、感染症対策を踏まえた安心・安全な避難所の開設に必要な備品を準備。担当の市危機管理課では、「災害時に開設する避難所でコロナの感染が拡大する事態を防ぐため、事前に必要備品や物品の準備、対策を講じる必要がある」と話す。
テントの大きさは縦横205センチの正方形で、高さ170センチのドーム型。天井部分はメッシュ加工になっている。テントは簡単に組み立てられる仕組みになっており、1メートル間隔で設置する。原則1張を2人で使用。同課では「テントは発熱時の隔離にも役立ち、避難所という限られたスペースの中で、有効に活用できれば」と話す。市ではテントのほかに、間仕切りとしてダンボールも用意している。
避難所について厚木市は、これまで市内公民館等18カ所を開設し、災害規模に応じて、順次、小中学校の開設を行ってきたが、今後は災害発生当初から小中学校を含む多くの避難所を開設し、避難者の分散化や3密回避などの対策に努めるとしている。
また、避難所の受け付けや共有スペースの感染症対策を強化するため、マスク、消毒液、飛沫防止シート、フェイスシールドなどの使用を徹底していく。
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