世界アルツハイマーデーの9月21日、「あつぎオレンジフェスタ」が初めて開催された。
午前の部と午後の部の2部制で行われた同フェスタ。午前の部は、小田急本厚木駅中央改札口で、認知症地域支援推進員による認知症相談や、認知機能測定、パネル展などが行われ、約100人が訪れた。
タブレットを使った認知機能測定を体験した30代女性は、「脳トレのようでおもしろかった。認知症予防につながると思う」と感想を話した。
また、厚木市認知症を抱える家族すみれ会の紹介コーナーも設置され、相談に訪れる人の姿が見られた。岡野陽子会長は「介護者さんからの相談があった。気持ちを晴らす場が必要だと思う。すみれ会が気軽に来てもらえる場になれば」と、会の存在意義を話した。
午後の部は、映画上映と認知症サポーター養成講座が行われ、合わせて61人が参加した。
市地域包括ケア推進担当では、「思っていたよりもたくさんの人に参加していただけて良かった。認知症について理解を深めていただく、良い機会になったと思う」と感想を話した。
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