青い花原見ごろに
荻野運動公園
4月26日
▽コロナ禍でさまざまな行事が中止になる中、毛利台地区では地域一丸となって、「子どもたちが楽しめるように」や、「子どもたちのために何かしたい」との想いから行事を計画している。明日10月31日(土)に「毛利台ファミリー子どもハロウィン花火大会」を実施するほか、11月7日(土)には「親子えんそくみかん狩り」を、12月には「今だからこそやろう!こども作品展」など目白押しだ。
▽4年ほど前から、毛利台青少年健全育成会の会長を務める秋山勝茂さんは、これらの行事を企画した中心メンバーのひとり。「コロナで3密を避けなければいけない中、企画するのには苦労しました」と話す。30年以上前から、夏休みに毛利台小学校の校庭で行っている夏祭りが中止となり、6月ごろから代替案が検討されていた。学校の校庭であれば密が避けられると、9月ごろに同小の校庭でハロウィンの日に花火をすることが決まったという。
▽育成会が主催する親子えんそくは、例年バスを貸し切って横浜などへ出かけるが、今年は現地集合、現地解散の可能な近場のみかん園を選んだ。組数も大幅に減らし、密にならないよう対策をとる。またこども作品展では、時計やゴーゴーカーなど4つのキットの中から選んで製作。作品展は、毛利台小と毛利台児童館で行われ、作品の写真が展示されるという。「子どもたちの笑顔が見たい、楽しい思い出を作ってほしいとの想いから企画しました」と気持ちを込める。
▽9歳のときに毛利台へ。5年生で始めた剣道は今でも続けており、毛利台青少年剣道クラブの指導員として、25年以上指導を続けている。「自分が子どものときから、一生懸命に指導してもらってきたので、恩返しの気持ちを持って指導にあたっています」とやわらかな表情で語る。「毛利台は、新興住宅地だったころから時が過ぎ、今では毛利台から離れた人たちの”ふるさと”となっている」という。「おじいちゃん、おばあちゃんが子どものことを考えて行動してくれている」と、地域の良さを話す一方で、現在は高齢化が課題となっている。「活動を継続していくためには、若い力が必要」と語った。
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4月19日