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厚木・愛川・清川 コラム

公開日:2020.11.06

横山 実のGOLF LIFE Vol.5
【5】ラウンドに結びつく練習

 皆さん、練習場では普段からどのような練習をされていますか? 目の前のボールをただひたすら打つだけの練習は、スイングにも精神的にも怠慢な習慣をつけてしまう可能性があります。もちろん初心者の方やスイングの改造をしている方は、スイングを覚えるという意味では必要なことでしょう。



〈ショットごとに目標とクラブを変える〉



 ラウンドでは、ショット毎にいろんな思考を求められます。距離、高低差、傾斜、風向きなど。練習場の打席でもセットアップしながら150ヤードの看板を狙い、7Iでスライスボール、次のショットは右手前の50ヤードをPWでピッチエンドランを打つ。このように、ショットごとに目標を変えることでショットごとに考える習慣が身に付きます。ラウンド中に行う思考や動作を普段の練習で習慣化することにより、ラウンドでも自然と行うことができるようになります。



〈習慣化することで身に付く〉



ゴルフは同じ場所から何発も打って、一番良いショットを選ぶスポーツではありません。打席練習で何発も打っていればそのうち良いショットが出るようになりますが、コースではたった一発のショットをナイスショットのために思考し準備するはずです。ラウンドを想定し、一球ごとに目標を変えてクラブを変えてショットしましょう。コースで行う思考や動作を事前に練習する習慣を作ればそれが身に付き、ラウンドでも慌てることなく、同じリズムやタイミングでショットすることができナイスショットの確率が高まるでしょう。ほとんどの方の練習目的はスコアを縮めることでしょう。普段の打席練習の半分はその目的意識をもってラウンドを想定し、クラブを変え、ルーティンを取り入れショットに緊張感をもって目標に向けてショットしましょう。



◇著者紹介◇ PGA日本プロゴルフ協会会員 ティーチングプロ 横山 実

 

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