意見広告 打つ?打たない?どちらも尊重すべし 厚木市議会議員(会派あつぎの会)なきり文梨
新型コロナワクチン
医療関係者の接種が始まりました。このワクチンは、感染しても発症や重症化を防ぐ効果は確認されていますが、感染そのものを防ぐ効果は確認されていません。この事も分かった上で打つか打たないか判断するわけですが、その意思はどちらも尊重されなければなりません。その視点で、議会で質問をしました。
接種会場の準備進行中
厚木市保健福祉センター(中町1-4-1)や公民館での集団接種等に向け準備が進められています。ワクチンの副作用が現れた時の対応はきちんとされるのか、備えについて確認しました。
接種後、経過観察ができるよう密にならない広さの場所を確保し、もし副作用の症状があった場合は、応急治療の用意はもちろんの事、それでも治まらない時のため、救急搬送が迅速にできるよう消防本部と調整中との事です。
接種後のアナフィラキシーについて「日本は欧米に比べると多いように見えます」と厚労大臣が述べました。アナフィラキシーは、迅速かつ適切な処置で治まる可能性の高い症状です。予約の際には、接種後の経過観察の時間がしっかり取れる日程で申し込むことが大切です。
ライン予約システム導入を要望
予約は、電話またはウェブでの申し込みを予定しています。
一方、「ラインワクチン接種予約システム」を導入する市町村が増えています。このシステムは、予約だけでなく、自分の予約状況の確認、キャンセル、再予約、更に副作用の報告や接種券の再発行手続き、問合せ等もラインから24時間迅速に行えます。
事前にラインで身分証の確認を済ませられますので、接種会場での確認が省け、時間の節約と接触の機会の軽減、人件費の削減にも繋がります。厚木市も取り入れるよう要望しています。
接種しない判断も尊重
ワクチン接種は強制ではないので、接種を希望しない市民の意思も尊重されるべきです。国は「新型コロナウイルスワクチンを接種していない者に対して、差別、いじめ、職場や学校等における不利益な取扱い等は決して許されるものではない」と広報等により周知徹底するよう定めています。医療現場も同様です。個人の意思を尊重するよう、市に呼びかけを要望しました。
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4月19日