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厚木看護専門学校 憧れの職業「笑顔忘れず」 看護学科 2年生 鉄矢 寧々(ねね)さん
進路先に悩んでいた高校時代に、入院中の祖母に優しい笑顔を向ける看護師の姿に心を射抜かれた。「どんなに忙しくても笑顔を忘れずに患者さんに接して、テキパキと働く姿がステキでした」と魅せられた。
夢と希望を抱いて迎えた昨年4月の入学式直後から、コロナ禍の影響で状況は一変。楽しみにしていた授業は対面からオンラインへ替わるなど制限が設けられるなか、「看護師は社会に必要とされる職業。今を大事に」と責任感を強めた。
対面授業が始まると、学校に通える嬉しさが追い風となって、多くの知識と経験を吸収しようとする前向きな姿勢に拍車をかけた。シーツ交換やベッドメイクなどの初歩的な演習に心躍らせ、学生同士で患者役と看護師役に分かれて行う学内実習では、不安に思う患者目線に立って自分の考えをまとめ、積極的に発言し自主性も身につけた。「人前が苦にならなくなっちゃって」と笑う。
コロナ禍の今を「乗り越える力を身につけたい」とし、「看護師として最高の自分を作りたい」と笑顔が弾けた。
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