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厚木・愛川・清川 コラム

公開日:2021.05.07

横山 実のGOLF LIFE Vol.9
【9】パッティングI

 今回はゴルフで重要なパッティングについてお話ししたいと思います。



 パッティングをショットのスイングの振り幅を小さくしたものと考えている方が多いと思いますが、パッティングはショットとはまったく別物です。通常のショットは腕を縦方向に動かし体を横方向に回転させますが、パターでは腕は縦に動かしませんし体の横の回転もありません。運動構造上の違いからショットとは別に、パッティングに必要な構え方やグリップなどを覚え、そのうえでストローク(振り方)を習得する必要があるのです。



 <パッティングはセンスが必要なのか>



 また、『パッティングはセンスだから』と練習しても上達しない分野だと考えてしまう方が少なくありません。ラウンドで最も多く使用するクラブなのに、一番練習をしないクラブになってしまいスコアアップができていないという結果になっているように思います。



 <パッティングに必要な技術・感覚>



 パッティングで一番必要な感覚は、長いパット短いパットを打ち分けられる距離感覚です。この距離感覚はどういうことかというと『打とうとするカップまでの距離に対しどのくらいの速さでボールを転がすかを想定し、そのボールを打ち出す速度を調整すること』ということになります。例えば短い距離は打ち出し速度は遅く、長い距離は早くなります。傾斜では同じ距離でも上りは早く下りは遅くなります。グリーンの芝生の刈高の違いでも遅い早いがあり、それも速度の違いになります。距離感が良いということは、様々な状況で打ち出すボールの速度を適切に調整できるかであり、特にロングパットを上達させるにはこれが重要になります。



 それではパッティング技術や感覚を上達させるためにはどうしたら良いのでしょうか?



次回はこの上達するための技術や感覚などをお伝えしたいと思います。



◇著者紹介◇ PGA日本プロゴルフ協会会員 ティーチングプロ 横山 実

 

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