「感謝の気持ちと謙虚な心を持って、これから社会で活躍してもらいたい」。厚木商工会議所で4月2日、2年ぶりとなる『2021年度合同入社式・新入社員研修会』が行われ、中村幹夫会頭が集まった新社会人に熱いエールを贈った。
この事業は、市内の企業等に入社した新入社員に対して、商工会議所が式典や研修会を行うもので、今年で36回目(昨年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中のため中止)の開催となった。
コロナ禍の中、新たな門出となったこの日、合同入社式には会員企業16事業所から39人が出席した。最初に登壇した中村会頭の挨拶に、元気よく答える新入社員たち。また式典には小林常良厚木市長も出席し、「分からないことをそのままにせず、積極的に先輩に声を掛けてほしい。皆さんと共に、厚木の地で汗を流せていけたら」と激励の言葉を贈った。
新入社員研修会
また式典終了後と5日には、同所でビジネスマナーや仕事の進め方を学ぶ「新入社員研修会」も実施された。
研修会では、(株)さくらコミュニケーションズの古川智子氏を講師に迎え、グループワークなどを通して、社会人の基礎を学んだ。
また同会議所では、半年後を目途にフォローアップ研修会も実施予定。担当課では「今後も厚木市内の中小企業の人材獲得や育成の支援ができれば」と話した。
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