参加者を募集
市内産大豆でみそ作り
2月8日
体力づくりを目的に、高齢者が体操やストレッチに取り組む緑ケ丘地区の「健康体操教室」が活況だ。主催は、同地区地域福祉推進委員会(池田正委員長)の健康体操副部会で6年前にスタート。誰でも簡単にできるという口コミが人を呼び、今年度も4月9日から全8回でスタートした「春季教室」には延べ300人超が参加。屋外で心地よい汗を流した。
「足を開いて、膝を曲げてゆっくり腰を落としてみましょう。無理はしないでね」。
サンハイツ柳公園で5月25日に開かれた春季最終回に50人近くの参加者が集まり、スポーツプログラマーの阿部直美さんの指導で1時間半ほど体を動かした。「指先の刺激は脳を活性化しますよ」と、趣を変えながら脳トレで一息入れて、休憩中は顔見知り同士で世間話。内容はもっぱらワクチン接種で「予約が取れたよ」「俺はこれからだ」と会話も弾む。
阿部さんが提供するプログラムは、家の中にある物を使って取り組める内容が大半で、生活の中に運動を取り入れてもらおうと、「便座に座ったり、椅子から立ったりするのと同じ動きですよ」と声をかけて参加者の意識に刷り込む。
池田委員長は、多くの参加者が集まる理由について指導者の阿部さんを挙げ、「内容が我々世代のニーズに合っていて素晴らしい」と称賛する。また「コロナ禍で外出を控える中で、引きこもり防止の一助にもなっているのでは」と話した。
教室は同地区内にある8つの公園(緑ケ丘北・南・西、芝、まる、サンハイツ柳、文郷山団地、王子)を会場に春季と秋季に開催しており、次回は10月から開かれる。申し込み不要で参加無料。池田委員長は「誰でも気軽にご参加ください」と話した。
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2月7日