横山 実のGOLF LIFE Vol.12 【12】 パッティングIV
前回ミドルパットについてお伝えしました。今回は「ショートパット」についてです。
まず、ショートパットの定義は1.5m以内の3パットが気にならない距離です。
前回『方向を調節する感覚』は、ショートパットでは最も重要とお伝えいたしました。もう少し簡単に説明すると、ボールは当たった瞬間のフェースの向きに転がります。このフェースの向きが打ち出すラインに対してスクエア(直角)になってインパクトすることが重要で、この打ち出したい方向のラインに対してスクエア(直角)にセットする感覚のことです。アマチュアの方は練習量があまり多くありませんので、構えた時やインパクトの瞬間にスクエアになっていない場合が多いのです。
<ショートパットはまっすぐに打てていることが重要> まっすぐ打てていることが確信できれば、狙ったラインにパッティングして入らなかった場合、ラインの読み間違いが原因で入らなかったと考えますので、自分のパッティングのストロークに疑いを待つことはありません。
必要な技術は、ラインに対してスクエアにフェースをセットする技術と、そのフェースの向きが変わらないように固定してストロークできる技術です。
簡単にできる練習としては、
フェースをスクエアにセットする技術の習得練習は、線が引いてあるパターマットを利用しフェースを目標に対してスクエアにセットしパッティングします。これはカップインが目的ではなく、スクエアにセットする感覚を体に慣れさせる練習です。 〜次回につづきます〜
◇著者紹介◇ PGA日本プロゴルフ協会会員 ティーチングプロ 横山 実
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4月19日