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厚木・愛川・清川 意見広告

公開日:2021.09.24

県政報告
初の代表質問に登壇自然と共に生きる都市整備を
神奈川県議会議員 佐藤けいすけ

  • 代表質問では、広域的な視点からグリーンインフラなどを取り上げました

 9月15日会派を代表し、代表質問に登壇しました。選出地域の課題だけでなく、県全体での着眼が求められます。今回はコロナ対策や教育委員会におけるICT運用などの急を要する課題から、長期的な視点での県民の安全対策などに対し、7問を伺いました。

 その中で、グリーンインフラやEco DRRという自然の機能を活用したインフラ整備・防災対策を取り上げました。例えば本県でも鶴見川の遊水地による洪水対策や、湘南海岸林の飛砂対策などがあります。他にも斜面の緑化や、公園の雨の貯留機能など私たちの身の回りで既に取り入れられています。

 国を中心に推進する方針が取りまとめられ、議論が活発化してきており、今年の法律改正では災害対策基本法や流域治水関連法などにその概念が盛り込まれ、本県でも今年3月に改定した都市マスタープランに盛り込まれています。

 しかし県として十分な方針が決まっていないことから、私はグリーンインフラやEco DRRの考えを元に整理し、推進すべきと提言しました。知事からはグリーンインフラの視点で都市基盤整備の再点検を直ちに行うことや、今年度修正を行う県の地域防災計画に、防災・減災に自然や生態系を活かす視点を反映するほか、市町村が行う地域防災力強化に繋がれば、補助金の対象とするとの答弁を得ています。

 今後災害が頻発する中で、予算を増額してインフラ維持・増設の対応ができなくなるかもしれません。またコンクリートで固めるだけの対応はどうなのかと問う声も寄せられていました。これまでのインフラ整備とのバランスを取って整備することが求められます。

 その中で県には各行政計画への位置づけや部局を横断した連携をするよう求めました。

 県民の皆様にもお伝えしたいのは、グリーンインフラやEco DRRは地域住民などの関係者が関わることで、効果を発揮する点です。例えば河川や斜面での草刈りなどの日頃の身の回りのインフラ整備を通して、関係者が共有することで災害リスクを減らすことができます。今後のインフラ整備や防災対策は自然や生態系の機能にも着目してみてください。

佐藤圭介県議会議員

神奈川県愛甲郡愛川町角田2387

TEL:046-281-0919

https://www.keisukesatooffice.com/

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