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ZOOM UP 地域を繋ぐ新たな場所を 八菅橋令和の広場推進協議会

コミュニティ社会

公開:2021年10月15日

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10月10日に行われた草刈り活動の様子
10月10日に行われた草刈り活動の様子

 ▽愛川町中津の有志が集い、地域を繋ぐ新たな団体「八菅橋令和の広場推進協議会(柏木忠昭会長)」が活動している。10月10日には、中津川の八菅橋周辺で草刈り活動を実施し、16人が参加した。同協議会では今後も地域の自然や歴史を伝える講演会をはじめ、河川敷の憩いの場づくりなどを目指す。

 ▽同会の発足は2020年7月。新型コロナウイルス感染症の影響で様々な地域のイベントが制限されるなか、「中津の地域が繋がるために、何かできないか」と、柏木会長を中心に約10人で準備会を設立。中津小学校区の各行政区を中心に声をかけたところ、区長や学校関係者、町議会議員など次々と賛同者が集まった。現在は約30人が役員として名を連ねるが、イベントごとに地域の住民も参加するという。近くに県内陸工業団地があることから地域では外国籍の住民も多く、「活動を知った外国籍の方が参加されて言葉を教えてくれるなど、国際交流にもなりました」と柏木会長。

 ▽コロナ禍もあり、現在の主な活動は河川敷の整備だが、同会では大きな2つの構想を持っているという。一つは「次世代のために、伝統や自然を引き継いでいく」というテーマ。同会では河川整備と並行して、中津川に生息する絶滅危惧種の多肉植物「ツメレンゲ」を保全する活動も行っている。また、人が集まるイベントが可能になれば、地域の歴史や自然遺産などを解説する講演会なども計画している。もう一つのテーマは「地域を繋ぐ場所づくり」だ。「今の中津小学校がある場所には、昔は中津村役場があり、そこから川を見下ろすと、八菅山と河川敷が一望できました。この場所は、中津地域の象徴的な場所だと思っています」と柏木会長は話す。同会では、八菅橋下流の一帯を整備してイベント広場や観光農園などを備えた「八菅橋令和の広場」構想を作成。実現に向けて取り組んでいくという。「一気に作るのは難しいですが、少しづつでも進めていきたい。人々が集い、中津地域の素晴らしさを子ども達に伝えられる場所を作りたい」と柏木会長は夢を描く。

保存に取り組んでいる「ツメレンゲ」
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