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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2022.03.11

家庭でも3日分の備えを
避難所生活支える「防災備蓄倉庫」

  • 厚木第二小学校にある防災備蓄倉庫(上)その中身の一部(中)、災害用トイレを設置するための設備がある所も(下)

 厚木市では、地震や台風による大きな災害に備えて、生活するために必要な物や食料を用意しておく防災備蓄倉庫を市内48カ所に設置している。設置されているのは、公立の小・中学校や高校、公園などで、大きな災害が発生した際に指定避難所※になる所だ。



 この倉庫の中には、発電機や投光器、仮設トイレ、炊き出しセット、マット、食料など、おもに一定期間、避難所で生活するために必要な物が入っている。また中には、スコップやノコギリ、ハンマーなど救出活動に必要な工具類も。加えて、一部の指定避難所になる所には、災害用トイレが設置できるようになっている。



 そしてこれらは、自治会など地域の人々や厚木市の職員が定期的に、きちんと使えるか、賞味期限が過ぎていないかを点検し、必要があれば交換するなどして、いつ災害が起きても対応できるように準備している。



 ただ、この備蓄に頼ることは考えず、自分たちで最低3日間、できれば7日間、生活できるように、飲料水や食料、非常用の簡易トイレ、懐中電灯など有事の備えを定期的に確認することが必要だ。



※災害時に市民が長期的に滞在するための施設のこと。

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