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七沢の神奈川リハビリテーション病院が拠点に 動く義手「バンク」で広がれ

社会

掲載号:2022年5月13日号

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筋電義手を持つリハビリテーション工学研究室長の前田智行さん
筋電義手を持つリハビリテーション工学研究室長の前田智行さん

 腕を動かす際に筋肉の収縮で生まれる微弱な電気を感知し、掴んだり放すことができる「筋電義手」。生まれつき手がない、もしくは病などで手を失った人の生活を変える義手を普及させるため「未来筋電義手センター」が厚木市七沢の神奈川リハビリテーション病院に発足した。同病院では乳幼児5人を含む10人が通院し、義手の訓練を受けている。

 筋電義手はドイツ製が普及しているものの、1つ150万円ほどと高価なのがネックだ。公費支給が認められれば最高で4万円ほどで済むが、そのためには筋電義手を訓練用に借り、日常生活や仕事で使いこなし「実績」を示さなければならない。また体に装着する部分を体の形や成長に合わせて調整する必要がある。訓練用義手には公費支給がなく、普及させるための貸し出し用も足りない。そこで「筋電義手バンク」を設置し、ふるさと納税制度などを活用し寄付を募ることにした。目標は毎年1千万円で、1年ごとに大人用と子ども用の5本を購入し、メンテナンスに活用するなどして、貸し出しサイクルを広げる構想だ。

 義手がないと家事や仕事で物を押さえる際に無理な姿勢になり、体に負担がかかる。筋電義手は見た目も自然で、利用者からは「世界が広がった」「自信をもって仕事に打ち込める」という声も。訓練の場では幼児が筋電義手を使ってつかまり立ちやハイハイをしたり「いつか茶碗を手に持ってご飯が食べたい」と取り組む人もいる。

 「子どもが早い段階で訓練できれば学校や就職先でも使えるようになる。片手がないことでやりたい事を諦めている人に知ってもらい、もっと多くの人に使いこなしてもらえたら」と同バンク担当の前田さん。寄付の問い合わせは同病院総合相談室【電話】046・249・2612まで。

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