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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2022.09.30

「ROBO―ONE」厚木で開催
生き残るのは誰
「ロボットの時代必ず来る」

  • 個性的なロボットばかり

 厚木商工会議所が9月24日と25日、二足歩行ロボットの格闘技戦「ROBO-ONE(ロボワン)」の会場となった。全国各地から選手が集まった。

 出場するロボットはリチウムポリマーバッテリーで動き、高さは50cmほど。転んでも自力で起き上がり、腕などを使って相手を倒す。大会は41回目で厚木市内にはアミューあつぎに専門店「ロボットゆうえんち」があるなど、二足歩行ロボットにゆかりがある。

 ここ数回はコロナ禍の影響でリモート開催を余儀なくされ、各自の自宅で自分のロボットをダミー人形と戦わせて打撃を与えて得点を競うスタイルだった。今回はやっと対面での試合が実現。無観客とはいえ、個性的なロボットが一堂に会した。24日の「ランブル」の試合では複数のロボットがリングで押したり倒しあい、生き残りをかけて戦うシーンも。容赦なく倒し合う戦いで、金属製の部品がねじ切れることもあるという。

 関西から出場した学生・石上隼さん(19)が持ち込んだロボットは、パソコンで設計し、金属の切削装置で部品を作って組み上げた。予選通過は叶わなかったが「配線で改良すべき点が分かった」と話した。

 参加者は高校生や大学生が多く、社会人の姿も。主催した(一社)二足歩行ロボット協会の西村輝一理事長は「誰もがスマホを使えるようになったのと同じく、いつかはロボットの時代が来る。それを想像し、楽しみながら親しんでほしい」と語っていた。

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