厚木・愛川・清川 社会
公開日:2023.01.06
年頭のご挨拶
厚木商工会議所会頭 中村幹夫
新年あけましておめでとうございます。
昨年を振り返ると国際情勢は、2月のロシアのウクライナ侵攻により原油先物価格が1バレル=100ドルを超え、10月には1ドル=152円に迫る32年ぶりの円安水準となりました。アジアでは、中国のゼロコロナ政策もありグローバル・サプライチェーンが混乱、我が国でも防衛費増額が国会で議論されるなど、経済安全保障問題が経済活動や人々の暮らしに及ぼす影響を昨年ほど実感する年はありませんでした。国内情勢は3月に東京電力管内で初の電力需給ひっ迫警報発出に始まり、その後の電力・ガス等エネルギー、原材料、食料品等の高騰については、この紙面で語ることについて『いまさら感』を否めません。今年で4年目と長引くコロナ禍についても、第8波や変異種への備えは必須です。
当所では昨年4月に新型コロナの3回目となる職域接種、7月には厚木市から「あつぎ中小企業原油価格・物価高騰対策交付金」の事業委託を受けて市内中小事業者へ約2・4億円を支給しました。『あつぎ鮎まつり』も11月へ延期したものの、18万人の方に足を運んでいただき、大きな事故なく、3年振りに開催できたことに、協力をいただいた皆さまに対して、実行委員長として厚くお礼を申し上げます。
また、11月には役員議員改選により新体制が発足し、会頭としての第3期が始まりました。任期中は、これまで掲げてきた『Step UP・5050』の達成に向け、事務局組織のチームワーク強化と個々のスキルアップに向けた取り組みを指示しているところです。
本年は、事務局として市内店舗での購買に総額3億円を支給する「あつぎ生活応援キャッシュバック事業」を開始、市内に10億円の経済効果を呼び込みます。また、10月には消費税インボイス制度が施行され、令和6年で電子帳簿保存法の猶予期間が終了します。DXによるデジタル社会やGXによる脱炭素社会への対応も求められることが予想されます。当所では、中小企業がこれらマクロ経済環境の変化に対応し、事業を継続して発展させられる環境整備に取り組んでまいります。
皆さまにおかれましては、より一層のご理解とご協力をお願いするとともに、事業の更なるご繁栄と健康をご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
ピックアップ
意見広告・議会報告
厚木・愛川・清川 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











