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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.02.10

愛川町消防
治療の迅速な判断へ
トリアージ訓練を実施

  • 訓練に臨む隊員たち

 愛川町消防本部は1月24日、消防庁舎敷地内で職員・署員によるトリアージ(多数傷病者対応)訓練を行った。

 医療資源と傷病者数との不均衡が生じた状況で、迅速な治療と病院への搬送を行うため毎年実施している訓練。今回は「軽乗用車が多数の歩行者をはね、その後擁壁に激突した」という想定で行われた。

 参加した署員らは治療の順位(医療資源の分配順位)をつけて、トリアージ区分に傷病者を迅速に分類。その後、救出、処置、搬送などの訓練が行われた。

 町によると、過去に町内で大型バスの交通事故で多数傷病者が発生した事案があったという。参加した隊員は、一つ一つの動作に対して迅速かつ注意深く取り組み、終始緊張感を持って訓練に励んでいた。

 隊員の一人は「今回の訓練は、自分や自隊の実力を知る機会になり、日頃の多数傷病者事故対応計画を検証する点からもよい訓練ができたと思う」と話していた。

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