厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2023.02.24
第6代厚木市長に就任した
山口 貴裕さん
厚木市温水在住 50歳
「厚木愛」でかじ取り
○…いまだ余韻の残る選挙戦を振り返り、「素晴らしい候補者ばかりで激戦が予想された中、3万を超える市民の支援と期待をいただけたことはとてもありがたく大きかった」。提唱する「県央姉妹都市構想」とともに、小・中学校給食無償化や18歳まで医療費無償化、農業政策、高齢者施策など公約で掲げた8つの政策について、「優先順位をつけることなくやっていきたい」と意欲的だ。
○…子どもの頃、プロ野球選手や「石原軍団入り」を夢見た少年は、大人になり青年会議所や自治会、商店街でさまざまな人と出会い、接し、役割を担うことで、「物事を形にするという志」を持った。次第に政治家を意識するようになる。先輩である父の影響はなかったというが、「市民のために働く背中を身近で見てきた」。県議時代は保育園運営に携わっていることもあり、児童虐待問題にも熱心に取り組んだ。「新車のナンバーは虐待対応ダイヤルの189(いちはやく)」と筋金入りだ。
○…生粋の厚木っ子。現在は、両親と夫人、3人の子どもと7人暮らし。市長就任に「子どもたちも喜んでくれていると思う」とはにかむ。夫人については「何も言わずついてきてくれ、感謝しかない」。息抜きは、犬や熱帯魚とのふれあいやドライブ。「ぼうさいの丘公園から見る大山は最高」だそう。
○…選挙戦で「市民はこころの部分で物足りなさを感じている」と実感。市の誇りとなる芸術、文化、スポーツ、歴史など、「継承されてきた輝くものにスポットを当てていきたい」と明言する。「培ってきた人脈が自分の武器。素晴らしい厚木を作るためにしっかりと取り組みたい」。言葉の端々から「厚木愛」が滲んでいた。
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