災害に備えた「共助」の取り組み 活動報告 市民の絆と地域力の強化 厚木市議会議員 田口たかお
「共助」が地域の絆
5月5日に能登地方で最大震度6強を記録した地震をはじめ、千葉県や鹿児島・トカラ列島でも震度5以上の地震が発生し、「首都直下型地震は必ず来る」そんな心配が現実味を帯びています。
災害への備えには「自助・共助・公助」がありますが、私は「共助」となる、地域やコミュニティが協力して助け合うことが一番大切だと思っています。
新型コロナにより、地域社会を取り巻く生活環境は大きく変化し、複雑・多様化しました。「向こう三軒両隣」や「遠くの親戚より近くの他人」といった、近隣住民の付き合いも薄れつつあります。「共助」が必要なのは災害時だけではありません。「超高齢化社会」「子育て」「防犯」「交通安全」など、様々な場面で市民の絆と地域力の強化が大きな力となってくるのです。
セーフコミュニティの役割
厚木市は全国に先駆け市民協働によるセーフコミュニティ活動に取組んでいます。これは、予防の観点から、地域住民と行政が協働して「地域の誰もがいつまでも健康で幸せに暮らせるまち」を創ろうという取り組みで、私は当初から活動の先頭に立ち、安心・安全なまちづくりの推進を訴え続けてきました。
こうした日常的な取り組みが、市民の絆と地域力の強化に繋がり、災害時に力を発揮すると確信しています。そのためには自治会や子ども会活動を更に活性化する必要があり、行政による強力な支援が求められます。
「市民による市民のためのまちづくり」の実現こそが、私のめざす厚木市の理想像。議会の中からセーフコミュニティによる防災・減災に繋がる市民の絆・地域力強化を訴えてまいります。
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5月10日