厚木・愛川・清川 経済
公開日:2023.06.23
内陸工業団地
県央工業の新拠点完成
総会で会館お披露目
厚木市と愛川町にまたがる神奈川県内陸工業団地(上依知3001/歳原博幸理事長)で団地会館の建て替え工事が完了し、6月14日に新会館のお披露目を兼ね、第57期通常総会が行われた。
同団地は工業を中心とする県央地域の産業発展の礎として1965年に創立。旧団地会館は69年に完成して以来、拠点として利用されてきた。
旧会館老朽化に伴い、新会館は隣接する駐車場敷地に建設された。事務局機能と会議室を備えた平屋作り。面積は402平方メートル。大山を望む豊かな自然環境に寄り添う、木の意匠を取り込んだ建物となっている。
14日に、開館が完成して初となる総会が、同館大ホールで行われた。歳原理事長は団地の歴史や、コロナ禍・脱炭素化など近年の地域経済圏を取り巻く社会の変化などに触れながらあいさつ。会員企業や関係者への感謝を述べながら「これからも地域経済発展の礎に」と期待を込めた。
また、厚木商工会議所の中村幹夫会頭は「圏央道開通もあり物流関係企業が増加する中、改めて工業の力を世界に発信を」と激励を送った。
総会では今年度事業計画や予算案を含む7議案が話し合われた。
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