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厚木・愛川・清川 スポーツ

公開日:2023.07.28

飯山グラウンド再整備
「スポーツの聖地」視野に

 厚木市飯山にある飯山グラウンドが整備工事のため8月1日から来年の3月31日まで閉鎖される。今回はグラウンドとテニスコートの間に防球ネットを設置する。市が進める地域のスポーツの聖地整備事業も視野に、大会開催など、より活用しやすい環境づくりに取り組む。

 飯山グラウンドは地域向けのスポーツ設備。民間事業者が1978年に整備し、厚木市としては2005年から暫定利用を行なっている。硬式・軟式野球、ソフトボール、ミニサッカー、グラウンドゴルフなどに活用できるグラウンドが2面とソフトテニス用のテニスコート4面を備える。

 周囲を緑に囲まれ、観光資源にも恵まれていることから、2015年に市教育委員会が公表した厚木市スポーツ施設整備推進計画の中ではさらなる発展が期待。また、同計画では市営野球場の廃止も視野に野球設備としての充実が提示され、これまでもバックネットやダグアウトなどを整備してきた。

 今回設置する防球ネットは、テニスコートとグラウンドの間に設置されるもの。高さ14・9m、長さ90m。ホームからフェンスまでの距離は約90mあり、厚木野球場の81mよりも長くなっている。

 市は今年度から、厚木市をスポーツ、文化・芸術、歴史の聖地とする取り組みを掲げている。スポーツ推進課は「飯山グラウンドは歴史も長く、大山・丹沢に連なる豊かな緑に囲まれ、ロケーションも抜群。工事や閉鎖のためご迷惑をおかけするが、より使いやすい環境を整えるとともに、市外からも求められるような場所を目指せれば」と期待を寄せた。

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