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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2023.12.08

J1昇格を決めたジュビロ磐田に所属する
ジャーメイン良さん
厚木市出身 28歳

行動力でJ1挑む

 ○…所属するプロサッカークラブ「ジュビロ磐田」のJ1復帰が11月に決まった。今季33試合に出場し、チーム最多の9得点を獲得した。持ち味は足の速さ、50mを6秒で走る。「今季はレギュラーに定着して点も決めることがきた。ちゃんと一年間を通じてプレーができたという満足感が得られた1年となった。来季は引き続きレギュラー定着と二桁得点を取ることを目標にしたい」。

 ○…上手い同級生がいたことがサッカーを始めるきっかけになった。「2歳下の弟に、その子にうまい理由を聞きにいかせた」と笑う。南毛利フットボールクラブに通っていることを知り、弟と2人ですぐに入団した。同級生が「中学もサッカー部には入らない」と聞けば、後を追うようにFC厚木ドリームスへ。

 ○…その同級生とは大学まで同じ道を歩むが、流経大柏高校時代に立場は逆転する。高校2年からレギュラーに定着、3年時には高校総体優勝と高円宮杯プレミアリーグ初優勝メンバーとして活躍した。今でも高校時代にコーチに言われた「三流は言われたことができない。二流は言われたことはできる。一流は言われなくてもできる」という言葉を忘れることはない。「僕は言われたことだけは常にできる選手であり続けた。指導が理解できないこともあったが、行動で示すことでピッチに立ち続けることができた」。

 ○…家族は妻と5歳の息子。息子はサッカークラブに通い楽しむ。親子で公園や実家の庭で一緒にボールを蹴ることもある。「親の目から見てまぁ上手いんじゃないかな。サッカーに限らずこの先、本当に好きなことを見つけて、一生懸命取り組んでくれたらいい」と父親の顔を見せた。

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