「故郷の花を多くの人に知って欲しい」―。
奄美大島の南隣、加計呂麻島出身の坂本園子さんが営むサカモト美容室(厚木市温水)の店頭で、月桃(ゲットウ)の花が咲き始めた。
サカモト美容室は開店29年。坂本さんは約10年前に実家から段ボールで送られきた熟した月桃の実から種を取りだし、店先に植えた。すくすくと成長し2020年まで毎年、花が咲き故郷の花を楽しんでいた。しかし、その年の冬に霜にやられ、咲かずの月桃となってしまったという。
今年は4年ぶりに花が咲き「特別な世話をしたわけでもないけれど、無事に咲いてくれて本当に良かった。また多くの人を楽しませて欲しい」と話した。また「加計呂麻島では月桃の葉を生のまま揉んでお湯を注ぎハーブティーとして飲む。乾燥させた葉を茶葉として店で販売もしている」と、坂本さんが揉んだ葉からは、甘い中にもツンと刺激のある匂いが周囲に漂った。
月桃茶はポリフェノールを多く含み、体内の活性化酸素に働きかけアンチエイジングなどの効果が期待できると言われている。
店にはグアバや与論島から運ばれてきた芙蓉の花が植わり南国の気分を味わうことができる。
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