水の郷イベント実行委員長として「宮ヶ瀬ふるさとまつり」を運営する 浅見 友教さん 愛川町半原在住 45歳
観光で地域に元気を
○…宮ヶ瀬湖畔園地や水の郷プロムナードなどで、8月14日から開催される「宮ヶ瀬ふるさとまつり」を運営する。「宮ヶ瀬を盛り上げる」を合言葉に、恒例の花火大会を中心に様々なイベントを企画。村内外から多くの人が訪れることから、今年は来場者の受け入れや渋滞対策のため日程を5日間に拡大して開催する。「長期開催で、地元の人はもちろん遠方からも多くの人に来てもらえれば」と意気込む。
○…東京の東村山で生まれ、子どもの時から自然の中で遊ぶのが好きだった。父親の影響で始めた釣りにも熱中し、時には自転車で3時間かけてお目当てのスポットを目指したこともあるという。大学卒業後は都内の企業で営業やバイヤーを経験してきたが、自然豊かな田舎暮らしに憧れて長野に移住。仕事を続けながら、祝日にはラフティングのガイドを手伝うなどアウトドアや観光の仕事に触れた。
○…自然に携わる中で酪農や農業に興味を持ち、自然が残りアクセスも良い神奈川を移住の候補地に選んだ。15年前に愛川町の服部牧場で採用面接を受け、社長の後押しもあり移住を即決。6年前にはイベント実行委員会に加入し、裏方としてイベントを支え始めた。気球の乗船体験など新たな試みを始めるなど活動への熱意を買われ、今回初めて実行委員長に抜擢された。
○…妻との二人暮らし。牧場での勤務以外に、個人で立ち上げた会社で飲食やカフェ、旅行業なども営む。実行委員の活動にも仕事にも共通するのは、「地域の発展や魅力発信につなげたい」という思い。有り余るほどの観光資源を、どうアピールしていくか―。そんな課題に向き合う楽しさを噛みしめながら、まつり本番を待ちわびる。
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9月6日