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公開日:2026.02.20
三遊亭伊織さん、真打昇進
大和市から「40年ぶり」
中央林間出身の落語家・三遊亭伊織(本名・永田岳郎)さん(38)の真打昇進がこのほど決まった。これに先がけて11日、上和田にある「ギャラリーおがわ」で落語会が開かれ、伊織さんは大和市出身の柳家あお馬さんと高座に上がった。集まった観客からは「真打昇進おめでとう」などと温かい声援が送られた。
落語会には市内外からおよそ30人が来場し、満席となった。伊織さんは「棒鱈」、「不動坊火焔」の2席を披露した。外は気温4度の厳しい寒さだったが、会場は終始温かい笑いに包まれた。
伊織さんとは前座時代からの知り合いというあお馬さんも軽妙な語り口で会場を沸かせ、伊織さんの真打昇進の公演に花を添えた。
落語会の最後には古谷田力・大和市長からのお祝いメッセージが披露された。満員の客席の前であいさつに立った伊織さんは「これからもチケットを買ってくださるとうれしい」と笑わせた。
文化芸術の風大和に吹かせ
ギャラリーおがわで定期的に開かれている「桜ヶ丘文化散歩道 落語会」の始まりは2022年。当時、館長の小川政男さん(82)が大和市の文化芸術振興賞を受賞した際、伊織さんとあお馬さんも文化芸術未来賞に選ばれたことを縁に三人のつながりが生まれた。「大和に芸術や文化を根付かせたい」という小川さんの熱意に応える形で、落語会がスタートした。
落語会は二人会や独演会のスタイルで年4回ほど開かれ、毎回満員となるなど好評を博してきた。伊織さんが真打に昇進したことをうけ、今後の落語会では福田出身の古今亭陽々さんが伊織さんの後を引き継ぐ予定。
小川さんは「陽々さんは南部地域の出身。『桜ヶ丘文化散歩道』という理念をこれからも大切にしながら、大和の文化・芸術振興に貢献していければ」と話す。
「桜ヶ丘文化散歩道落語会〜古今亭陽々独演会」は4月7日(火)に初開催となる。あお馬さんの独演会も6月と11月に同館で予定されている。
重い責任を背に
この日で同館の落語会を卒業となった伊織さんは取材に対し「大和に落語の輪を広げることができる大切な機会だった」と語り、この落語会が末永く続くことを願った。
真打昇進には「責任は重くなるが、『大和市にはこんな面白い落語家がいるんだ』と自慢できるようこれからも励んでいきたい」と前を向いた。
関係者によると、大和市ゆかりの落語家の真打昇進は、大和高校出身の林家かん平さん以来およそ40年ぶり。市内出身の落語家にはほかにも、柳家小じかさん(緑野小・南林間中卒)らがいる。
伊織さんは新たに、「三遊亭歌奈女(かなめ)」として真打を務める。
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