愛川町の中津保育園で11月15日、園児と園職員を対象にした防火訓練が行われた。
秋季全国火災予防運動に合わせ、幼年消防クラブ事業の一環として町立保育園を対象に実施。消防職員が各園を訪問して火災時に気を付けることなどを伝えることで、幼いうちから防火意識を高めてもらおうと町主催で行っている。
4・5歳児は、消防職員から火事が起きた際の約束事として「おかしも(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)」という合言葉を学び、啓発アニメを視聴。園内に火災を知らせるアラームが鳴り響くとすぐさま防災頭巾をかぶり、「怖い」「大丈夫」と身を寄せ合ってうずくまり、口元を押さえながら園職員の誘導で園庭に避難した。
園庭では、園職員が水消火器を使って初期消火の手順を確認。園児らは消防車の乗車体験や防火服を着ての記念撮影を楽しんだ。園児は「『おかしも』全部覚えたよ」「地震がきたらお料理の火を消さなきゃ」と話し、防火に対する理解を深めた様子だった。
町消防本部の柳川恵司さんは「火の怖さを知ることで、自分の身を守るための意識を高めてもらえたら」と振り返った。
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