厚木王子高校の珠算・電卓部が6月1日に藤沢市で開催された珠算・電卓の県大会に出場し、両部門で団体優勝を果たした。結果を受け、7月24日(木)に横浜市で行われる全国大会に臨む。
同大会は、そろばんや電卓を用いて計算の速さと正確性を競うもの。12桁に及ぶ計算のほか、特殊な算出ルールが適用される問題や、利益から商品価格を割り出すようなビジネスに即した問題に解答する。
県大会、揃って優勝
珠算の部では、柳田心優さん、伊藤楓さん、細川遼祐さんの2年生3人がチームを組み、昨年同様のメンバー構成で2連覇を達成。同部で珠算に取り組むのは3人のみで、細川さんは「全国大会で入賞し、校内に珠算の魅力とかっこよさを伝えたい」と、珠算に取り組む人が増えることを願って全国大会に挑む。
電卓の部では、初めてチームを組んだ2年生の蒲谷瑠輝さん、磯部佑名さん、天野海沙南さんが優勝を手にした。磯部さんは「全国に出場できなかった部員のためにも、王子高校の代表として恥ずかしくない結果で終わりたい」と熱を込める。
初出場で優勝を果たした県大会だが、それぞれが「心残りがある」と反省する。全国に向けて「ベスト16以内」という目標を掲げ、計算力に磨きをかける。
同部は授業前後の朝練と放課後の練習で全国大会などの過去問題に取り組む。自宅での自主練習も率先して行うなど、計算力に磨きをかける。
同部のOBでもある安濃幸太顧問は、「分からない問題は生徒同士で教え合うなど、相当な気合を感じる」と、全国での活躍に期待を寄せた。
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